同局では、3月いっぱいで「とんねるずのみなさんのおかげでした」、「めちゃ×2イケてるッ!」など、長い歴史を持つバラエティーを終了させる。
その一方で、各紙などによると、「林修のニッポンドリル」(水曜午後7時57分)、「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(水曜午後10時)、「直撃!シンソウ坂上」(木曜午後9時)などの新バラエティーがスタート。それぞれのMCは、林修が52歳、梅沢富美男が67歳、坂上忍が50歳と中高年がターゲットの様相だ。
また、月曜午後11時には、とんねるずの石橋貴明がMCを務めるバラエティー「石橋貴明のたいむとんねる」をスタートさせるという。
同番組はミッツ・マングローブと組んでゲストを迎え、懐かしい昔話を振り返るというのだが…。
「報道部門では、ニュースブランドを統一するというが、かなりお堅いイメージ。おまけに、バラエティーのMCも若者にはなじみのない顔触ればかりで、このままだと若者が見たいと思うのはドラマか深夜番組しかなくなってしまう。とはいえ、そのドラマも1月期は1ケタ連発。フジが“再建”のため、若者の視聴者を切り捨ててしまったと思われてもおかしくないような状況になってしまった」(テレビ局関係者)
かつて、バブル期にはトレンディードラマなどで若者の視聴者を取り込んで快進撃を見せたフジだが、すっかり時代は変わってしまったようだ。