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アイビスSD 藤川京子 エムオーウイナーが直千競馬で爆走よ!

 夏の新潟競馬は、日本で唯一の直線レースによる重賞「第8回アイビスSD」(JpnIII 芝1000m 20日)で幕を明ける。今年も東西から名うての快速自慢が集まったなか、女馬券師・藤川京子はエムオーウイナーに自信の◎を打った。気ムラな面が玉にきずだが、スピード能力は一級品。まぎれの少ない直千競馬でアクセル全開だ。

 アイビスSDは◎エムオーウイナーが直千競馬で真価を発揮します。
 この舞台は初挑戦となりますが、私は絶対向くと確信しています。その根拠は栗東坂路の爆走ぶりを見れば一目瞭然です。馬なりのまま800m50秒を切る馬はそうはいません。潜在的なスピードは現役スプリンターの中でも五指に入る存在とみています。
 では、なぜ、それが安定して成績に反映されないか?実はウイナーってかなりの気分屋さんなんですよね。外から被されるのを嫌うし、いったんブレーキをかけると、「や〜めた」になっちゃうんですよ。だから、高松宮記念(15着)もローレルゲレイロ、フサイチリシャールに絡まれ、ハナを譲ってしまった時点でジ・エンド…最後は馬自身があきらめていた感じでした。
 でも、やる気を出せる環境が整ったときは違います。先手を取ったオーシャンSでは粘りに粘って2着を確保。好位の外を気分良く進めた昨年のシルクロードSは、難なく差し切りVを決めています。
 その点でコーナーがなく、ゴチャつく心配のないこの条件は願ったりかなったり。芝1200m1分7秒4というGIレベルの持ち時計から、開幕週の高速馬場も望むところです。
 前走のテレビ愛知オープンは蹄球をぶつけて出走取消になってしまいましたが、その後は順調に調整がされてきました。7歳でもまだまだ元気いっぱいです。先頭ゴールを目指して一直線!新潟の長いホームストレッチで闘争心に満ちた熱いハートを燃やします。

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