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埼玉・北本市の職員が公務で訪れたスーパーであんぱんなどを万引き

 埼玉県警鴻巣署は6月19日、公務で訪れたスーパーマーケットで万引きしたとして、同県北本市の職員で産業観光課主幹・藤田耕三容疑者(58=同県さいたま市西区指扇)を、窃盗容疑で現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午後4時頃、北本市二ツ家1丁目のスーパーマーケット「ベルク北本二ツ家店」で、あんぱん、ビールなど8点(計約1700円相当)を盗んだ疑い。当時の所持金は約1000円だった。

 同署によると、藤田容疑者は容疑を認め、「カネを払うのが、もったいなくて盗んだ」と供述している。

 同市によると、藤田容疑者は産業観光課主幹で商工労政担当。この日は、2年に1回実施する食品計量器検査の事前説明のため、今月12日にオープンした同店を1人で訪れていたという。

 藤田容疑者は同店の売り場から、500ミリリットル入りビール3本、栄養補助食品4個、あんぱん1個を万引きした。

 店内で警戒していた私服の女性警備員が犯行現場を目撃し、藤田容疑者が男性店長との打ち合わせを終えて、店外に出たところを取り押さえた。男性従業員が同署に通報し、駆け付けた署員が逮捕した。

 同市の石津賢治市長は「市民の皆さまの信頼を裏切ってしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。警察の今後の捜査を見守るとともに、事実関係を調査した上で厳正に対処してまいります」とコメントを出した。
(蔵元英二)

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