10月から米ナンバー2団体TNAと2年契約を結んだ雷陣。この日は、同期で3冠王者の諏訪魔と一騎打ちを行った。だが、頭突きと張り手をくらいダウン。さらに、顔面を蹴られた。大の字のまま動くことができず、異常を察知したレフェリーが試合を止めた。
観客からの「雷陣」コールにも全く反応せず、意識がないまま救急車で都内の病院に搬送。
10分以上意識が戻らず、一時は硬膜下血腫も疑われたが、病院でCT検査を受けた結果、一過性の脳震盪と診断され、意識も回復した。
内田雅之取締役によれば「途中から記憶が飛んじゃってるみたいですけど、元気に話をしている。勝ち負けが分からない状況ですから再戦を強く希望しております」と快方に向かっているという。
また、今後については「今シリーズはちょっと無理ですね。後遺症が出るかどうかは、今は、まだわからない。運動に関しての障害はないので、回復の度合いを見て」と欠場する意向を示した。