同誌によると、今月5日の早朝、ジャニーズ事務所の関連会社が入居する東京・渋谷区内のビルで、変わり果てた姿のI氏を明け方にビルの見回りをしていた警備員が発見。
発見時、すでに息はなく、机の上に退職届と家族や幹部に宛てた遺書が残されていたという。
現役社員の自殺は、ジャニーズの長い歴史でも初めての事態。
同日の午前4時解禁で、ジャニーズJr.がYouTubeに公式チャンネルを開設することを発表。デジタル事業を司るI氏があえてその日を選んだことには、重要なメッセージが込められているとしか思えないというから穏やかではない。
昨年4月、コンサートチケットの転売を防止する目的で、ジャニーズが新たに導入したデジタルチケットにシステム上の不具合が発生。
コンサートの開場が大幅に遅れ、ファンが会場に入れない異例の事態となったが、I氏はその件の責任者の1人だったのだとか。
遺書には、「仕事に疲れました」「逃げるにはこれしかなかった」というようなことも綴られていたという。
「元SMAPの3人が最大限にSNSを活用して、芸能活動を軌道に乗せたこともあり、ジャニーズは急激にデジタル事業計画を進行させている。おそらくI氏はその関係で上層部から叱責されたりしていたのでは。とはいえ、いくら説明してもジャニー喜多川社長やメリー喜多川副社長はネット関係のことが理解できないので、理不尽なことをあれこれ言って来たとしてもおかしくない」(芸能プロ関係者)
I氏の死去は今後の事業計画の進行に少なからずダメージを与えそうだ。