安室は「関係各位 マスコミの皆様へ」とのタイトルで投稿。「先日、引退発表をさせていただいてから、一部マスコミの方で、私人である家族や、スタッフの自宅、職場などに過度な取材が連日続いております」と報告。「マスコミの皆様どうかお願いです、家族、スタッフに対する過度な取材を止めていただけないでしょうか…何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます」と訴えた。
「今週発売の各週刊誌はやはり安室の引退をメインに扱っているが、取材に応じているのは亡くなった安室の母親の夫ぐらい。スタッフはなかなか取材に応じてくれないようだ」(芸能記者)
そんな中、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が安室が引退を宣言したのは今回で2度目だったことを報じている。
同誌によると、1度目の引退宣言は、前所属事務所との独立騒動で揉めていた14年10月。騒動中、安室は“育ての親”である前事務所の社長との間で互いの言い分を述べる手紙を何通も交わしたという。
安室はその手紙の中で、〈現時点までに公表しているお仕事を最後まで精一杯責任をもってやらせていただいた上で、それ以降のアーティストとしての活動を停止し、引退させていただく意思を固めました〉とつづっていたという。
それに対し、社長は安室の要求に法的根拠がないことをタテに、騒動の原因と責任は安室にあり、契約不履行となれば損害賠償も辞さない構えであることを言い渡していたというのだ。
「結局、翌年1月に事務所から独立。とはいえ、引退は既定路線だったようで後は残り1年で稼げるだけ稼ぐ腹づもりのようだ」(レコード会社関係者)
どうやら、安室のビジネスは“ファンファースト”ではなかったようだ。