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AKB48菊地あやか「けいこが難しくて…」、佐津川愛美と映画『忍道』初日あいさつ

 AKB48の菊地あやか、女優の佐津川愛美が4日、出演する映画『忍道-SHINOBIDO-』の公開初日舞台あいさつに、共演のユキリョウイチ、尚玄、岩佐真悠子、森岡利行監督と共に都内の映画館で出席した。

 女忍が任務を帯びて初めて外の世界を知る同作。本格派女優として頭角を現してきた佐津川は、自身では「17人斬り」と呼んでいるクライマックスの長回し(カットを入れずにカメラを回し続ける手法)の撮影で、「2回が限界」と事前に確認しておきながら、3回目をやることになり、過呼吸になったエピソードを紹介した。「体力的、気力的にも、100%、120%でやっています」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。

 佐津川の妹分の忍を演じる菊地は、運動神経はよいというが、こだわり抜いたアクションシーンの「けいこが難しくて、今だから言えるのですが、逃げようとしていました」と笑いを誘った。撮影中の楽しかった思い出は、そんな辛いけいこの後の「夜ごはん」という。

 あいさつに立った佐津川は、本作のオファーを受けた際に自身の人生に関する悩みなどを抱えていたが、「この作品に出会えたことを、私は、とても誇りに思っています」と涙を浮かべ、映画『忍道』は同日から全国公開。(竹内みちまろ)

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