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AKB48・菊地「新たな菊地あやかをお見せできるよう頑張ろうと思ました」、佐津川愛美と映画『忍道』製作発表記者会見

 アイドルグループ・AKB48の菊地あやか(18)が13日、都内で開催された、映画『忍道-SHINOBIDO-』の製作発表記者会見に出席。出演者の佐津川愛美(23)、研ナオコ(58)、ユキリョウイチ(38)、尚玄(33)、長谷川初範(56)、森岡利行監督(51)と共に撮影秘話を語り、意気込みを述べた。

 『忍道』は、泰平の時代にあってそれでも戦わなければならない悲しい運命の忍たちを描いた作品で、女忍・お甲(佐津川)は侍・東五郎(ユキ)の偵察任務を言い渡される。菊地は、お甲の妹分の忍・暮松を演じる。同作は、日光江戸村25周年記念作品で、2012年公開予定。

 マイクを持った菊地は、映画に出演することになった際の感想を、「初めての時代劇ということで、聞いたときはすごく不安だったのですけど、最後まで精いっぱい頑張って、新たな菊地あやかをお見せできるよう頑張ろうと思ました」と語った。また、苦労した点を聞かれた菊地は、刀と手裏剣を初めて使ったことを紹介し、「立っている姿などが、すごく気持ち悪かったみたいで、どうしたらかっこよく立っていられるのかなど、すごく苦戦しました」と撮影を振り返った。

 佐津川は、任務を帯びて初めて外の世界を知った少女という役柄に、当初はとまどいを感じていたことを明かした。しかし、「恋、楽しさなど、初めて感じる気持ち」がテーマの一つと定め、「今までに経験したことのないことを経験することにより、違う感覚を初めて知る女の子」を表現することを心がけたという。「感じるということがすごく大事だと思いましたし、それを人に伝えることができるのはとても人間らしいこと」「今は、日本がみんなで頑張ろうと思っていたり、その気持ちをどんどんみんなに伝えている時だと思います」と語り、『忍道』を見た観客が、それぞれの生活の中で大切な人に何かを伝えようとする気持ちを持ってくれたらうれしい旨が告げられた。

 森岡監督は、同作のテーマを、「生きろ、どんなに苦しいこと、辛いことがあっても生き抜けということ」と紹介した。「同じ人間同士が戦うことのむなしさや、悲しさ、好きな者同士が戦わなければいけないことの苦しさ、そういったものを『忍道』を通してお客さんに感じてほしい」などと語った。(竹内みちまろ)

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