基本的にAKB48の派生ユニットは所属事務所が同じメンバーで構成される。「渡り廊下走り隊」は現在、平嶋を抜くと6名。センターポジションをつとめる渡辺麻友の他は、仲川遥香、多田愛佳、菊地あやか、小森美果 、岩佐美咲。岩佐は演歌歌手を目指すため、途中で移籍したものの、他のメンバーはすべてプロダクション尾木に所属している。
現実的に考えれば同プロダクションに所属する他のAKB48のメンバーが加入する可能性が高い。ちなみに、同プロダクションに所属しているメンバーは、高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみ、松原夏海、野中美郷。ただ、高橋、小嶋、峯岸は別の派生ユニット「ノースリーブス」を結成しているため、「渡り廊下走り隊」の加入は考えづらい。残る松原と野中だが、二人とも同ユニットのイメージには“妹系”という観点から、ファンからは「少しキャラが違うのでは…」と思われているようだ。
同プロダクションに適任がいないため、「将来的にプロダクションに入れるために」という観点から、ハードルは高いが、まだAKS(AKB48の運営会社)の所属であるメンバーから選ぶ可能性も考えられる。これには前例があり、太田プロダクションのユニットである「Not yet」には、まだ同プロダクションに所属していない横山由依が加入している。「渡り廊下走り隊」のコンセプトから考えると、候補に挙がりそうなのが、「チーム4」の島崎遥香、竹内美宥、市川美織。特に市川は、総選挙では40位以内にランクインしている有望株でもある。
以上が想定される今後の新メンバーであるが、今後の「渡り廊下走り隊」がどうなっていくのか、公式に発表がないため、ネット上では秋元康総合プロデューサーがサプライズ好きであることから、「SDNを卒業する浦野一美をブリブリな感じで大抜擢するんじゃないか」「モーニング娘。やスマイレージから誰かを引っ張ってくるんじゃないか」などのウワサも広がっている。
誰が加入するのか、ファンとしては気になるところだが、新メンバーも“スキャンダルで辞めた平嶋の代役”という加入では、あまりイメージも良くないため、当面は6名での活動となり、折を見て複数名の新メンバーを加入させるのが現実的なのかもしれない。