今回の脱退騒動について、「特に平嶋のスキャンダルはファンにとって衝撃的だったようです」と語るのは芸能ライター。
平嶋夏海は初期メンバーとしてチームAに加入。当時は、まだAKB48がどんなグループになっていくのか、わからない状態での活動であった。その後、徐々にAKBは人気を確立していくが、ここで彼女は思わぬ事態に直面した。
「3期生が加入しチームBが結成されましたが、レッスンの段階で辞退するものが続出。そこで、チームAから3名がチームBへ移籍することになりました。その中に平嶋も。当時は左遷されたというイメージでしたね」(芸能ライター)
後にインタビューなどで、平嶋はこの時の状況の辛さをたびたび語っている。ただ、この移籍したメンバーを中心にチームBは成長を続け、平嶋もチームBになくてはならないメンバーへと成長していった。
「平嶋はAKB48の中でも、非常にアンチの少ないメンバーでした。それは彼女が、AKB48の中で非常に苦労をしてきたことをファンも知っているからです」(同)
総選挙の順位は26位。決してAKB48の超人気メンバーというわけではないが、多くのファンから愛されているメンバーであったという。また“苦労人”であったことから、「安易に自ら墓穴を掘るような行動はしないだろう」とファンの中ではスキャンダルとは遠い存在というイメージもあった。以前に平嶋の問題画像が流出した時も、「これは愉快犯の犯行だろう」とファンは比較的、冷静に対応。しかし、そんな平嶋が今回、レッドカードとなった。
「なっちゃん(平嶋)にもスキャンダルがあったならば、他のメンバーも確実に…とファンから疑いの目でグループ全体が見られてもおかしくない状況。ファンに想像以上のダメージを与えたようです」(同)
「年頃の女の子なんだから、彼氏だっているだろう」と割り切るファンもいる中で、「これだけCDを買って応援しているんだから、ルールは守ってほしい」と主張するファンも多く存在する。そう考えるファンにとっては、スキャンダルとは遠い存在と思い込んでいた平嶋の脱退は影響が大きいようだ。