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阪神・藤浪、敵球団の応援歌熱唱 「若虎から“若鷹”へ?」ファンが動揺

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藤浪晋太郎

 阪神の藤浪晋太郎投手が、チームメイト・才木浩人投手のインスタライブに登場。そこに映し出された姿が、ネット上でちょっとした話題となっている。

 冒頭から浴衣姿でマイクを持ち、楽しそうにカラオケに興じる様子が映し出された藤浪投手。何の曲を歌っているのかと思いきや、聞こえてきたのはまさかの『いざゆけ若鷹軍団』。「いざゆけ無敵の若鷹軍団 いざゆけ炎の若鷹軍団」というサビの部分を、藤浪はこぶしを握りながら歌い上げていた。

 若虎ならぬ“若鷹”と化した藤浪だが、配信内では自軍の応援歌『阪神タイガースの歌』(六甲おろし)もしっかりと熱唱。ノリノリで歌い回す藤浪に、配信主の才木も「おもろすぎ」という言葉を動画に添えた。

 動画はネット上で広く拡散された、阪神ファンからは「他球団の応援歌熱唱は笑った」、「名曲やし歌いやすいからしゃーない」、「楽しんでるようで何より」といったコメントが寄せられている。普段とは異なる姿が見られたこともあり、コメントはおおむね好意的だった。

 一方、ソフトバンクファンからも「想像よりも熱唱してて草」、「他球団の選手が歌ってくれるのは純粋にうれしいね」、「もともと藤浪好きだけどさらに好感度上がったわ」といった声が。ポジティブな印象を受けたのは、ソフトバンクファンも同じであるようだ。

 ちなみに、藤浪は今年1月に放送された『スポーツLIFE HERO’S』(フジテレビ系)内でも、「ワンダホーな年にしたいと思います!」とソフトバンクのスローガン(「ワンダホー!」、2017年)をもじって抱負を述べている。もしかしたら、パ・リーグではソフトバンクをひいきにしているのかもしれない。

 自らの所属とは異なる球団を俎上に載せる行為は、6月22日配信記事でも取り上げたアルメンゴ(元ヤクルト、中日)のように不誠実な印象を抱かれるリスクがある。ただ、今回の藤浪に関しては、そのようなリスクは皆無だったと言えそうだ。

文 / 柴田雅人

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