安室は沖縄県県民栄誉賞を受賞し、5月に沖縄県庁で行われた授与式に出席。翁長知事から表彰状を受け取っていた。
安室は「お悔やみ申し上げます」とのタイトルでメッセージを掲載。「翁長知事の突然の訃報に大変驚いております」とし、「ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」と授与式を振り返った。
続けて、「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております。心から、ご冥福をお祈り致します」と結んだ。
「県民栄誉賞を受賞しただけに、今後は何らかの形で沖縄経済の発展に貢献することになりそうだった。そんな矢先の翁長知事の訃報だっただけに、たまらずメッセージを発表したのでは」(芸能記者)
郷土愛あふれる安室だけに、以前から引退日の沖縄でのラスト公演の開催がうわさされていた。
しかし、沖縄公演の会場として有力視とされていた宜野湾海浜公園では、安室のライブ映像上映会と、曲を使った花火大会が行われるが、本人の出演がないことがすでに発表されている。
「ラストツアーだけでも70億円を稼ぎ出したと一部で報じられており、引退後の新居は京都に構えているという。ファンファーストの安室だけに、ファンが動けば引退日の公演も実現するのでは」(レコード会社関係者)
安室の決断が注目される。