ファンレターには、左上の端に一言「ファンです」と書かれているのみ。平野は「ファンレターのハガキどうもありがとう! とてもわかりやすくまとまっていて良いですね。」とコメントし、フォロワーの笑いを誘った。
芸人へのファンレターは、時にパンチが強いものが多い。出川哲朗は、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧と番組でキスをすると、ファンから大きく「呪」と書かれた手紙が送られたことを告白。「償いとして各番組で伊野尾さんのかわいさを伝えよ」と記載されていたため、伊野尾を番組で褒めると、今度は大きく「喜」と書かれた手紙が届いた。
ケンドーコバヤシへは「9年前の怪物より」と書かれたファンレターが到着。そこには、「お前はいつまでケンドーコバヤシという名前でテレビに出ているつもりだ」「今から、一年間かけて お前の五感をひとつひとつ潰していく。まずは目だ」と綴られていた。この話にはオチがあり、間違った字を赤ペンでグシャグシャと消し「←お前の血じゃ」と書かれていたとのこと。
折り鶴を渡されたというのは野性爆弾・くっきー。裏に何か書かれていたので、開いてみてみると、「私の事を好きになりますように」と小さくビッシリと書かれていたという。
「このほかにも、変わったファンレター話は各芸人たくさんあり、トークのネタになっていますね。基本的に男性芸人へファンレターを書くのは女性が中心。芸人だと“返してくれそう”という気持ちがあるのか、電話番号やLINEのIDなどを載せて繋がろうとする人が多いようですね。実際に芸人も返信しているようですが、有名になるにつれて週刊誌へのリークがあるので、なかなか返すことができないのが現状のようです」(エンタメライター)
そんな中、有名になっても律義に返信する芸人もいる。くりぃむしちゅー・上田晋也もその一人。KAT-TUNファンによると、田口淳之介が脱退した際に、『Going! Sports&News』(日本テレビ系)で共演している亀梨和也ファンから手紙が届き、ファンのこと、亀梨のことを気遣う返信が来たという。
「上田もすべて返信をしているわけではないと思いますが、“有名になってもファンのことを想ってくれている”と株が上がりましたね」(同上)
最近ではSNSが普及したため、気軽に応援コメントを送ることができるが、気持ちのこもったファンレターは芸人も嬉しいようだ。しかし、中には上述したように異質なものが届く場合もある。ネタになればいいが、ファンの度を超えた行動に繋がらなければと願うばかりだ。
記事内の引用について
平野ノラ公式Instagramより https://www.instagram.com/noranoranora1988/