加護に先がけて今月上旬、市井紗耶香が18年ぶりにハロー!のステージに立ち話題となっている。懐かしのメンバーが続々と復帰している背景にはどのようなものがあるのだろうか。
「加護や市井は芸能活動を続けていましたが、ハロー!プロジェクトのライブに立たなかったのは、芸能事務所が異なるためです。さらには、双方ともに何かしらの問題を起こして事務所を去っているため、道義上の問題があったのは確かです。時間が経過したことで、こうしたわだかまりが無くなりつつある“雪解け”がはじまったのかもしれません」(業界関係者)
そこには、近年の90年代リバイバルブームも関係しているだろう。
「2018年は安室奈美恵の引退宣言のほか、ドラマでは『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の織田裕二と鈴木保奈美の組み合わせが『SUITS/スーツ』(同)において復活、岡崎京子『リバーズ・エッジ』映画化など、90年代のトピックが取り沙汰されています。もちろんモーニング娘。も90年代を代表するアイドルグループですから、今後は完全オリジナルメンバーでの復活もあるかもしれません。後藤真希センターの『LOVEマシーン』はファンならずとも、当時を生きた世代の人間ならば誰もが見たいのではないでしょうか」(前出・同)
今後、ハロー!プロジェクトのコンサートでは、さらなる伝説も見られるかもしれない。