11カ月半ぶりの実戦になりますが、ここまで至って順調で動きも追うごに良くなってきました。最終追い切りは、馬場が雨を含んだ悪コンディションのなか、上がり重点に追われ、時計、動きともに合格点が与えられる内容。いきなりでも力を出せる状態に仕上がっています。
何といっても新潟コースは過去2戦して(3)(1)着と好相性です。休養前の前走では、今回と同じ新潟芝1200メートル戦を走り、後続を1馬身1/4切って捨てる完勝を飾っています。1分8秒7の時計も上々ですし、500万では力が違った印象を受けます。
5歳になりますが、休養が多く、キャリアはまだ6戦。馬体はピチピチの若さを保っています。しかも、すでに3勝を挙げ、馬券の対象にならなかったのは現級での4着1回だけと底を見せていないのも魅力です。
さらに、そのときの勝ち馬はGI3着に、重賞勝ちのあるビービーガルダン。2着馬とは0秒2差なのだから1000万でも、やれるメドはすでに立っています。行く馬がほかにいれば、逃げなくてもレースはできますから、先行抜け出しの形でもOK。開幕2週目の馬場で粘り込みます。