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『シン・ゴジラ』が初登場首位を獲得した今週の映画ランキング

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(C)2016 TOHO CO., LTD.

 7月30日と31日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、12年ぶりに東宝が製作した「ゴジラシリーズ」の最新作「シン・ゴジラ」が初登場で首位を獲得した。

 「シン・ゴジラ」は7月29日より全国441スクリーンで公開され、土日2日間で41万2302人を動員、興収6億2461万0700円を記録する好スタートを切った。この成績は、最終興収12.6億円を記録した04年公開の「ゴジラ FINAL WARS」の興収比328.7%、最終興収32.0億円をあげた14年公開のハリウッド版「GODZILLA」対比では122.8%。最終興収は40億円程度を見込めそうだ。

 「『エヴァンゲリオン』シリーズを手がける庵野秀明氏が総監督をつとめ、かなり分厚い台本だったため、それを削る作業で完成が遅れた。そのため、マスコミ向けの試写は行われず、一般への完成披露試写も1回のみ。情報をクローズした効果もあり、映画ファンが劇場に足を向けたようだ」(映画ライター)

 2位は「ファインディング・ドリー」で累計動員は260万人、興収は32億円を突破。前週首位スタートを切ったアニメ「ONE PIECE FILM GOLD」は3位に後退したが、「ファインディング・ドリー」の公開9日間で興収21億円という記録を抜き、9日間で170万人を動員、興収23億円を突破した。

 4位はアクションアドベンチャー「ターザン:REBORN」。オープニング2日間で12万3734人を動員、興収1億6076万5400円をあげた。

 5位は「ポケモンGO」が話題のアニメ「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」だが、先週の3位からランクダウン。「『ポケモン』の関連銘柄の株は一時的にそろって高値を記録したが、すでに勢いを失っただけに映画の数字も伸び悩んだ」(芸能記者)。

 6日は「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督で生田斗真主演の「秘密 THE TOP SECRET」、井上真央と鈴木亮平が声優をつとめた3DCGアニメ映画「ルドルフとイッパイアッテナ」などが公開される。

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