旬なところでは、♪あったか〜いんだからぁ♪で人気沸騰中のクマムシ。歌っていないほうの佐藤大樹の交際相手は、社長令嬢。同棲中の家賃40万円の高級タワーマンションは当然、彼女負担だ。仕事では相方の長谷川俊輔、私生活では彼女に頼っている佐藤は、究極の“ヒモノミクス”を自認している。
クマムシの先輩にあたるハライチ・澤部佑は、逆玉婚に成功している。一昨年、交際わずか10か月で、4歳年下の暁子さんと入籍。アパレル会社勤務の彼女はすでに妊娠しており、翌年に、女児を出産した。
上戸彩にそっくりな妻は、同僚芸人がベタ褒めするほどの超美人。のみならず、大手クリーニングチェーン・白洋舎の社長令嬢だったのだ。同社は、従業員数1,400人を抱える業界最大手の一流企業。売上高は400億円を超え、先行き不安な芸能界に身を置く澤部にとっては、愛する家庭と同時に、将来安泰というギフトも手に入れた格好だ。
獅子舞、上半身裸、黒いサングラス、ふんどしで発する「ちゃ〜」でおなじみとなった、たむけんことたむらけんじは、夫人のおかげでサクセスロードを歩めたクチ。本拠地の関西では知らぬ者がいないほどの有名芸能人だったが、その肩書きに「社長」も加わったのは06年。大阪府内で「炭火焼肉たむら」をオープンしてからだ。
同店はそもそも、夫人の母が経営していたが、諸事情により引き継ぎ。ズブの素人だったたむけんは、あらゆるコネを駆使して、死に物狂いで開店にこぎ着けた。すると、ケンドーコバヤシやブラックマヨネーズ、チュートリアルや雨上がり決死隊といった同僚が相次いで、「高い」、「腐ってる」、「ぼったくり」と罵詈雑言を浴びせることで、プロモーション。このPR材料が売り上げに反映され、店は連日長蛇の列ができるほど大盛況となった。
現在は、15年連れ添った夫人と離婚し、建てた一軒家も親権も奪われてしまった。一時期は店も、食中毒、食い逃げの憂き目に遭い、経営は悪化した。しかし、カレーパン、カレーといった新商品の開発、新店舗オープン、通販事業が軌道に乗り、見事なまでにV字回復。2足のワラジをはく芸人として、大成功を収めている。
彼女。新妻。元嫁。芸人大成の陰には、しっかり者のオンナがいることは否めないようだ。(伊藤由華)