「皐月賞は脚を余していたし、前走は外枠に加えて前残りの競馬で力を出せなかった」と加藤征調教師。「ダービーはデビューした時から目標にしていたレース。頑張ってもらいたい」と力が入っている。
GI3連戦で中2週の強行軍だが、中間は疲れも見せず元気いっぱい。1週前の22日には坂路で800メートル56秒0、ラスト13秒3をマークしている。「皐月賞の時がかなりいい状態だったから、それを維持するようにやってきた。うまくいっているよ」と師。距離についても「安藤(勝騎手)さんが折り合いがつくし、遊ぶようなところもあるから大丈夫といってくれている。心配な点は何もないよ」ときっぱりだ。
【最終追いVTR】Wコースで5F68秒9、上がり3F39秒9→12秒8をマークした。1周目に5F75秒4。2周目に併せ馬になり、内フローズンタイムを1馬身先行する形でスタート。終始、馬なりのまま半馬身先着した。大きな上積みはないが、順調な仕上がりだ。