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中途半端な番組制作で打ち切りに追い込まれた『はなまるマーケット』

 TBSの主婦向けの生活情報番組「はなまるマーケット」が来年3月で終了することが6日、各スポーツ紙で報じられ、同日の同番組で司会をつとめる女優の岡江久美子と元「シブがき隊」でタレントの薬丸裕英から視聴者に正式に発表された。

 岡江は番組冒頭、「今日は皆さんにご報告があります。この『はなまるマーケット』、来年3月でゴールを迎えることとなりました」と番組終了を報告。薬丸は「17年間、見てくださった皆さんに支えられて、本当に私達はがんばってこられました。ありがとうございました」とあいさつし視聴者に感謝した。

 同番組は96年9月にスタートした長寿番組でTBSの朝の顔となっていたが、各スポーツ紙によると、NHKが10年から同ジャンルの生活情報番組「あさイチ」を同時間帯にスタートさせてから人気にかげりが見え始め、最近は視聴率2〜3%台が目立ち、テコ入れを免れられなくなってしまったというが、独自の番組制作が限界だったようだ。

 「同番組は生放送なのが月曜から木曜までで、金曜は収録。そうなったのは岡江が家庭の事情を理由に番組降板を申し入れたため、局側が慰留のために提案した。ところが、昨年、ちょうど金曜に北朝鮮のミサイル発射があったにもかかわらず、番組内では一切触れられず、局内で問題になっていた。薬丸は『あさイチ』に対抗しうるような企画をあれこれ出したが、岡江がまったくモチベーションが上がらないため企画が通らず、そうこうしているうちにどんどん視聴率が低下。どうせ一切報道を排除するなら『ヒルナンデス!』(日本テレビ)のように企業などのタイアップばかりにするか、『あさイチ』に対抗しうる企画をやるかしないと生き残れなかったが、制作サイドのコンセプトが中途半端なままだった」(テレビ関係者)

 番組終了で降板したがっていた岡江にとっては肩の荷が降りたに違いないが、収入が大幅に減る薬丸は無念だったに違いない。

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