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キャバ戦記38 キャバ嬢と会話するのが苦痛になるケース

 お客がキャバ嬢と話すことを苦痛に思うことがある。その要因は大きく分けて2つ。

 まず一つめは、キャバ嬢が好みでなかったので、一秒たりとも会話を交わしたくないというケースだ。ハッキリとモノ申すお客の場合は、ボーイに声をかけてチェンジすることもある。
 しかし、通常は10分から15分ほどの時間を我慢して次のキャバ嬢がつくのを待つ。仮に指名嬢がいても、ヘルプが代わりにつく時間もある。そのため、好みではないキャバ嬢がつく場合もあるのだ。  
 ボーイに女の子のチェンジをモノ申すこともできずに不満を溜めているタイプは、非常に冷たい態度を露わにしてキャバ嬢に接する。お金を払っているお客の権利を堂々と行使するのだ。こればかりは好みを変えることは出来ないので、致し方ないといえる。ただし、同じ店に通うことを考えている場合は、キャバ嬢からの評判が悪くなるのであまりオススメはできない。

 二つめは、何を話題にして良いかわからずに、キャバ嬢と話すのが苦痛になるケースだ。その悩みはキャバクラ初心者も遊び慣れている者もぶつかる悩みである。
 キャバクラ初心者がどうしても、キャバ嬢と会話をすることができないという場合は、素直に話題がない、緊張しているといったことを告白したほうがかえって盛りあがる。よほど接客が上手いキャバ嬢でないと、つまらない時間が継続する可能性が高い。そういった事態を防ぐために「話題がないこと」をネタにして開き直るのも一つの方法である。
 初心者とは異なり、遊び慣れている者がキャバ嬢との会話が苦痛になるのは、いつまでも口説けない指名嬢に対して会話のネタがなくなってしまうということだ。最初に指名してから2〜3カ月が大きなターニングポイントだろう。どこで見切るかは、お客次第である。

 今回はキャバ嬢と会話するのが苦痛になる一例を挙げたが、あなたが次回、キャバクラに行く機会があるならば、まずは会話を楽しもう。

(月山 皇)

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