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小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、8月2日) 谷やんの地獄耳 テイエムアンコール あの末脚をもう一度

 今週、小倉競馬場で行われる「第45回小倉記念」(GIII、芝2000メートル、8月2日)に出走するテイエムアンコールは注目の存在だ。目下2連勝中と充実著しく、初タイトル獲得の期待は膨らむばかり。絶好調の要因は? 今回の一戦に向けた勝算は? 栗東キャップの谷口昭弘記者が、同馬を担当する河野調教厩務員に鋭く切り込んだ。

 −−目下2連勝。躍進の要因は?
 河野調厩員「精神面の成長が一番。以前は朝の運動でも、馬の多いときに、しかも一頭、前に馬を置かないと歩けなかったが、今では遅い時間帯で周りに馬がいなくても運動できるようになりましたからね。落ち着きが出たのにともなって、全体に筋肉がついて馬に実が入ってきた。心身の充実が前2走の強さになって表れたと思います」

 −−中間の状態は?
 河野調厩員「レース後、1週間くらいは少しカイ食いが悪かったけど、今は戻っているし、理想体重の464キロ前後で出走できそう。レース間隔を詰めて使った方がいいタイプだし、文句のない状態で臨めそうです」

 −−今週(CW6F84秒4、ラスト1F12秒5=馬なり)の動きは?
 河野調厩員「先週が本追い切り。好時計(CW6F81秒0、ラスト1F12秒2=G一杯)が出たし、もう今週は馬なりで十分ですよ。もともとコーナーで口向きが悪い馬だけど、そこで鞍上が矯正しようとして手綱を引っ張ると頭を上げてイヤイヤをする。そんな性格も乗り手が手の内に入れてくれているから、スムーズに調整ができている」

 −−最後に期待のほどを。
 河野調厩員「もともとコンスタントに(上がり3F)34秒台の末脚が使える馬。ここ2戦の勝ちっぷりを見ても、むしろ相手が強くなって流れが速くなる方が、よりこの馬の良さが出ると思っています。浜中騎手が前走に続いて騎乗してくれるのも好材料。大きなことは言えませんが、期待は胸の内に秘めていますよ」

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