まず、ドラマで彼女が演じる役はバイオリン教室に通うという設定だが、練習が欠かせないため、ハードなスケジュールになってしまうそう。それに対し、波瑠側から不満を言われていると制作スタッフが明かしている。さらに、演出に関しても、自分が主演なのに出番が少ない回があることに関して、「私を描き切れていない」と激怒していたとのこと。
この件に関して、波瑠のマネージャーは「(スケジュールに関しては)僕が言いました。『このスケジュールだと死んじゃうよ』と、ふざけてね」と説明。また、演出への口出しは不満ではなく、「ここはこうした方がいいのでは」と波瑠が制作スタッフと熱く議論していたところを、誰かに聞かれ、勘違いされた可能性があると新潮の取材に答えている。
そんな波瑠と言えば、ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)にて、不倫する主婦役を演じた際、役柄に関するネット上のバッシングに対して、「美都とはそういう人なのです。私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない」「こういう内容の作品ですからね。しょうもないとか馬鹿とか最低とか言われても、観て感想を抱いてもらうっていうことで私は報われるような気持ちです」と、ブログで反論し話題になったことも。
また、NHK朝ドラ『あさが来た』では、共演者の玉木宏に激怒したこともあった。彼女がバラエティ番組で明かしたところによると、多忙な撮影の合間の息抜きとして、花の塗り絵を楽しんでいたそう。そして、細かい葉っぱなどを塗り終えて、いよいよ大きな花の部分のみとなった時、事件は起きた。彼女が撮影から戻ってくると、なぜか花部分がすべて塗られており、玉木が「どう? うまく塗れたでしょ?」と話し掛けてきたという。
楽しみを奪われた波瑠は、玉木に対し「なんで塗ったんですか! 私がどんな気持ちでこの細かい葉っぱをちまちま塗ってきたかわかってるんですか!」とマジギレ。玉木は楽しませるつもりで花を塗ったようだが、その時の彼女は余裕がなく取り乱してしまったようだ。その後、波瑠は言い過ぎたと思い、玉木に謝ったとのこと。
一見、性格がキツそうにも見える波瑠だが、どんなことに対しても真剣に向き合うマイペースな女優なのかもしれない。