さて、今週は「第62回東京ダービー(SI)」が大井競馬場でおこなわれます。南関東3歳世代の頂点を決める東京ダービー。今年は羽田盃はもちろんのこと、桜花賞馬・モダンウーマンや、東京プリンセス賞勝ち馬・リンダリンダ、トライアル優勝馬と、近年稀に見る好メンバーが揃った一戦です。
今年の本命はこの馬! メンバー随一の末脚をもつトロヴァオです。これまで連対を外したのは中央との交流JpnIである全日本2歳優駿のみと堅実で、それも勝ち馬とは0秒4差と僅か。ここまでゆったりとしたローテーションを組まれており、ダービーを見据えたローテーション。今年緒戦となった前走の羽田盃では、勝ち馬をクビ差まで追い詰める走りで、上がりは最速の39秒2。ゴールしても止まっておらず、もう少し距離があればといった印象。休み明け2戦目、ダービーを狙ったローテーション、前走の羽田盃は勝ち馬からクビ差の2着と、能力、ローテーションと、どれを取ってもダービーに一番近い存在ではないでしょうか。
相手本線は、東京プリンセス賞の勝ち馬リンダリンダ。牝馬路線で好成績を残していましたが、なかなか勝てず2、3着が続いていました。それでも距離が伸びた前走の東京プリンセス賞では、今までの勝ち味の遅さが嘘のような完勝。それも上がりは最速の38秒2だから、距離延長がプラスに出たと判断できる内容でした。今回は更に距離が延びますが、2000mまでは守備範囲だと見ます。
一発なら血統的に距離延長は望むところのグランユニヴェール。
以下、タービランス、ディーズプリモ、モリデンルンバまで。
◎(5)トロヴァオ
○(13)リンダリンダ
▲(4)グランユニヴェール
△(15)タービランス
△(1)ディーズプリモ
△(3)モリデンルンバ
買い目
【馬単】7点
(5)→(1)(3)(4)(13)(15)
(4)(13)→(5)
【3連複1頭軸流し】10点
(5)-(1)(3)(4)(13)(15)
【3連単フォーメーション】12点
(5)→(4)(13)(15)→(1)(3)(4)(13)(15)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。