それは、激レアな出来事などに遭遇した人をスタジオに呼んで、対象人物の半生や珍しいエピソードを振り返る『激レアさんを連れてきた。』。番組では、元セクシー女優の蒼井そらが出演し、今や中国で国民的スターとなった理由を明かした。
「聞き手となるゲストは、コスプレイヤーのえなことケンドーコバヤシでした。ケンコバは、MCのオードリー・若林正恭と共に蒼井の話で大盛り上がり。下ネタを連発してスタジオの笑いを誘ったのですが、えなこは“私は何を言ったらいいんですかね?”と戸惑い、苦笑いを浮かべるばかりで全く対応できていませんでした。まだ、アナウンサーの弘中綾香の方がしっかり受け身を取っていたように思います。番組的には、中国でも人気があり、“多少中国の事情を知っているえなこをゲストに”と考えたようですが、なかなか苦戦していましたね」(テレビ誌ライター)
「キャスティングミス」と言われても仕方のない事情が他にもあるとライターは語る。
「蒼井が中国でいかに人気かを紹介する流れなのですが、えなこに話を振られると、遠回りに自己アピールをして来るというか……。例えば、蒼井が中国版のTwitterに登録した際、“一瞬で13万人を突破した”と紹介されたのですが、えなこは自身も利用していることを明かし、“10万人になるのに1か月かかった”と話していました。この場合、蒼井を立てるためにはこの発言は要りませんよね。バラエティーに多く出演していない分、こうした配慮のなさが浮き彫りとなりました。ネットでも、“自己顕示欲の塊”なんて辛辣な声もあったほどです」(同上)
SNSだけではなく、テレビに進出したいと考えているのならば、引くところは引く技術を身に付けないと、なかなか生き残るのは難しそうだ。