松嶋菜々子の復帰作となるドラマ「救命病棟24時」第4シリーズ(フジテレビ)が、いよいよ8月から始まる。
「W主演の江口洋介のバイク転倒事故により、放送開始が1カ月遅れる形となりましたが、松嶋にとっては約4年ぶりの連ドラ主演。かなり入れ込んでいるようです」(芸能ライター)
それと同時に聞こえてきたのが、その“変身”ぶり。
「まだ照明もついていないスタジオ内で、付き人を相手に台本読みをしていたとか、スタッフに手作りのおにぎりを差し入れしたというもので、以前の彼女を知るスタッフは、この話を聞いて驚いているそうです。彼女の場合、美人女優にありがちな、お高くとまっているような雰囲気が災いして、スタッフ間の評判はあまり芳しくなかったですからね。一度仕事をすると、次もぜひ、という声はあまり聞かれませんでした」(同)
松嶋が変身した理由はなんだろうか。
「それは、このところの“ママタレブーム”にあるのではないでしょうか」(芸能リポーター)
元モーニング娘。の辻希美、新山千春、読者モデル出身の益若つばさなど、出産や育児をオープンにして人気を博しているタレントが急増しているのだ。今年5月に長男を出産した長谷川京子も育児書の出版を考えているという。
「先日、第2子妊娠を発表した江角マキコも、この路線を狙っているかもしれません。04年に長女、07年に次女を出産している松嶋が、こうした動きに刺激を受けないわけがありません」(同)
そして、夫で俳優の反町隆史の不振も、松嶋のママタレ転向に拍車をかけているようだ。
「反町は07年の主演映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』が不発に終わり、昨年主演した連ドラ『ロト6で3億2千万円当てた男』(テレビ朝日)もヒトケタ視聴率に終始してパッとしませんでした」(芸能ライター)
ここで松嶋もコケてしまっては、“夫婦共倒れ”になってしまうのだ。
「夫婦仲は良く、今回反町は、松島の台本読みの相手になっているそうです」(同)
これが本当の夫唱婦随ならぬ婦唱夫随というところか。