ジャッカロープは見た目はウサギだが、頭上にバカでかい鹿の角がにょっきりと生えているという、かわいい見た目ながらとても危険なUMAである。
そもそも、大きい耳が草原を生きる武器であるはずのウサギにこんな巨大なツノが生えるなど到底考えづらい。(耳も聞こえないだろうし)こんな生物本当に存在したのであろうか?
ジャッカロープがワイオミング州に現れたのは、比較的最近で伝承としては移住してきた白人が持ち込んだものであるとされている。つまり意図的に作られた創作であるという説が強い。
もちろん、動いている姿が目撃されることなど無く、撮られている写真のほとんどがフェイクとされている。
また、ドイツにはツノの生えたジャッカロープのほかに、翼の生えた個体の剥製が存在しているという。
ジャッカロープの剥製は現地の人間には民芸品としてお馴染みだといいい、日本人がダルマを買ったり、笹を買うといった縁起担ぎのような意味合いもあるという。
また、ジャッカロープはキャラクター性も際立っており、「ウィスキーが大好き」、「人の声を真似る」ことができるなど、かわいい外見に反し意外と渋い一面も持っている。
最近は動物愛護団体の抗議などより、ジャッカロープの剥製の作成は厳しくなっており、いまでは希少であるという。
3月に山口敏太郎事務所がリアルライブにてご紹介した「翼猫」も最近では姿が見られなくなっている。やはり動物を改造し見世物にするのはモラル的な側面から禁止されざる運命なのだろう。
(山口敏太郎事務所)