有名なものがリンカーン大統領の幽霊だ。多くの大統領や政府関係者がリンカーン大統領そっくりの幽霊としか思えない謎の人影を目撃しているという。だが、証言以外に幽霊の存在を証明する証拠はないのだろうか。
その答えとなるかもしれないものが、こちらの写真だ。
この写真は1949〜52年に撮影されたと言われているもの。トルーマン大統領の時代、ホワイトハウスは再建されることとなった。こちらの写真はある写真家が記録用に撮影したもので、工事中の様子や地下の基礎の部分が解る。勿論作業員や関係者の姿も写っているのだが、右側に立っている人物はとりわけ奇妙な姿に見える。
半透明で向こうが透けており、回りの人と比べても背が高い。
この恵まれた体格から、この写真はリンカーン大統領の幽霊が写ってしまったものではないかとみられているのだ。
もちろん、露光や単純に人間が動いた事でこのように写ってしまった可能性も考えられる。だが、この写真は現在に至るまでホワイトハウスに住む幽霊を捉えたものだと考えられているのである。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所