20日、今シーズンから古巣巨人に復帰した上原が日本ハムとのオープン戦で移籍後初登板。1回を無安打無失点に抑える上々の“デビュー”を飾った。
7回から3番手としてマウンドに上がった上原だが、本拠地東京ドームでの登板は3,426日ぶりとあって、この日集まった46,297人の観客は大歓声。その声援に押されるように、上原は先頭の中島卓也を見逃し三振。続く西川遥輝には四球を与えたものの、後続の松本剛・近藤健介を打ち取り、見事に無安打無失点で登板を終えた。
1999年の巨人入団以降、先発のエースとしてチームを牽引し、メジャーリーグへ移籍後の2013年には、ボストン・レッドソックスの一員としてワールドシリーズ優勝も経験している上原。昨シーズンもシカゴ・カブスで49試合に登板していたが、シーズンオフの11月にFAに。その後、新天地探しが難航していたことが、今回の巨人復帰につながった。
日米両国で実績を残してきた右腕の復帰登板に、ネット上では「上原が戻って来た!」、「おかえりなさい」、「久しぶりに見れてよかった」と巨人ファンから喜びの声が挙がっている。一方で、中には「黒田が復帰した時のことを思い出す」、「当時と雰囲気が似てる」、「2人の投げ合いが見たかった」と2016年を最後に現役を引退した黒田博樹を想起したと思われるカープファンの声も。
2014年12月、今回の上原のようにメジャーから古巣であるカープに復帰した黒田。海外の高額オファーを断り日本に復帰するという決断は“男気復帰”として大きな話題となった。そんな黒田が復帰後初登板を果たしたのは、2015年3月8日のヤクルトとのオープン戦。4回1/3を無安打無失点に抑えたその投球に、本拠地マツダスタジアムに詰めかけた22,942人の観衆は大いに沸いていた。
復帰登板で大歓声を浴びる上原の姿を見て、黒田が復帰した当時の様子を思い出したカープファンは多かったようだ。