この日の番組は、東京五輪におけるマラソン・競歩の開催地問題を特集。30日、マラソン・競歩の開催地を巡り、IOC(国際オリンピック委員会)、東京都、大会組織委員会、政府の4者を交えての調整委員会が始まった。今月16日、IOCが2つの競技を札幌開催に変更するとの方針を示したのに対し、小池百合子都知事は十分な経緯説明がないまま一方的に変更を通告されたなどとして同意しない意向を表明、両者の主張は対立したまま平行線に。調整委員会は11月1日までの3日間行われる予定だ。
これを受けスタジオの坂上忍が「僕は東京」としながら、出演者に東京と札幌、どちらで五輪のマラソン・競歩を開催すべきかを聞いていった。その中で木曜レギュラーの岩尾は「真夏の炎天下の東京でやらんでもええやんとは思うんです。ただ、いとうあさことかが普通に炎天下で走ってるから」と今年8月24、25日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)で酷暑の中、いとうらが挑んだ「24時間駅伝」を例に出した。続けて「数カ月練習しただけのおばさんが……あれをバッハ会長が見たら『やっぱ東京いけるんちゃうか』と思うかも」と笑いを誘いつつ東京で開催するべきと主張した。
これを受けてネットでは「24時間テレビで芸人とアナウンサーが炎天下の中走ったんだしマラソン東京でできる説ほんと好き」「暑い中で走り切るペースを作るのもトップアスリートなのかも」など賛成する意見もあったが、「24時間のマラソンと競技のマラソンは違う」「超優遇されてるお涙頂戴マラソンとアスリートを一緒にすんなって感じ」などの批判的な声もあった。
『バイキング』ではユーモアあふれるコメントでスタジオを和ませることが多い岩尾。24日放送分でも申告漏れ騒動で後に芸能活動自粛が決まったチュートリアル・徳井義実の特集で「緊急生放送で『徳井と後藤の納税額比べてみました』ってやったらよかった」とポツリ。相方・後藤輝基とともに徳井がレギュラー出演していた『今夜くらべてみました』(同)と絡めてスタジオを笑わせた。
岩尾の時事問題に対する独特なコメントには今後も要注目だ。