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出馬して強敵に挑む山本太郎

 昨年の震災以降反原発活動に力を注ぎ、代表兼1人だけの党員として「新党 今はひとり」を結成し衆院選への出馬を表明していた俳優の山本太郎が3日、ツイッターに「杉並で闘う」と書き込み東京8区からの立候補を表明。同選挙区で圧倒的な強さを誇る前職の自民党・石原伸晃前幹事長に挑むことになった。

 党員1人のため、比例・選挙区への重複立候補ができないため、どのような形で出馬するかが注目されていた山本だが、公示日前日の3日の夕方、ツイッターを更新し「杉並で闘う。石原伸晃さんの選挙区」と東京8区からの出馬を表明。同選挙区は、前職の石原氏が1996年から5回の選挙に連続で勝利し、圧倒的な強さを見せつけ、自民党に逆風が吹いた2009年の衆院選でも、石原氏は次点に3万票以上の大差をつけ当選。それを踏まえて山本は「交代時の逆境下でもダブルスコアで勝利した東京最強の人」とつづった。

 出馬宣言に続いた書き込みでは、「共産党本部の方には、調整はできないが脱原発を一日も実現できる様、お互い頑張りましょうとお言葉頂戴いたしました」。さらに、同日の午後に更新したツイッターでは「大きな党から比例と重複で持ち掛けられていた。比例であれば全国で党名を書いて貰えば党内の議員を国会に送る事が出来る。10〜20は見込めると」と明かしたが、1人政党での出馬を決めた理由を「だがそうする事によって、今まで市民の声を届け続けてきてくれた人々の議席を失わせる事に繋がる。脱原発同士で議席を争うわけにいかない。ひとりで行く」と説明した。

 「同選挙区での出馬をにおわせるように山本は2日付けのツイッターに維新代表で前東京都知事の慎太郎氏も含めてか、『石原ファミリーに政治から退いていただこう。のんびりヨットで旅でもしていただこう』と書き込んでいた。伸晃氏は9月の自民総裁選でいいところなく敗れ、さらにテレビ番組で、東京電力の福島第一原発事故により汚染された土壌の保管先について『福島原発第一サティアンしかない』と発言するなど失言も目立っているだけに、今回は苦戦必死」(永田町関係者)

 そんな状況の伸晃氏にとって、知名度のある山本はかなり嫌な対抗馬になりそうだ。

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