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お祭りで食いつなぐ酒井法子

 女優で歌手の酒井法子が今月19日、大阪・羅い舞座京橋劇場で開催中の“平成の良太郎”こと俳優大川良太郎が座長の大衆演劇「劇団九州男(くすお)」にゲスト出演することを、一部スポーツ紙が報じている。

 記事によると、酒井は新曲を含む3曲を歌い、大川がバックで踊るという。もともと酒井のファンだった大川は「初共演だから仕方ないが、将来は一緒にお芝居もできたら」と早くも再共演へ意欲をみせたというが、気になるのが酒井の近況だ。

 以前は、西日本で1本100万円とも言われる、パチンコ店での営業を中心に仕事をこなしていることが報じられていたが…。

 「所属事務所の公式サイトによると、今月は同公演のほか、千葉と大阪の夏祭りに出演。パチンコ営業はマスコミに散々書かれ、中学生の長男がいろいろ気にするのではと思い、もう入れないことにしたようだ。その代わり、パチンコ営業ほどのギャラは得られないが、夏祭りの営業を入れているようだ」(音楽関係者)

 酒井といえば「碧いうさぎ」などのヒット曲があるだけに、夏祭りのゲストとしてはかなり豪華。しかし、いまだにあの事件の影響で民放各局からはまったくオファーがないのが現状だというのだ。

 「09年に覚せい剤事件で執行猶予付きの判決を受け、とっくに執行猶予期間が終わっている。ところが、復帰後に民放キー局の番組からの出演オファーは0本。主演映画『空蟬の森』は来年公開予定となっているが、いまだに配給会社が決まらない状態。それ以前に、上映してくれる劇場が見つかっていないようだ。事件そのものよりも、約1週間の“逃亡劇”の末に警察に出頭したのがあまりにもイメージが悪すぎて、民放各局は『どこかが先に使ったら使おう』という探り合いの姿勢」(芸能記者)

 酒井が再浮上するのはまだまだ難しそうだ。

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