同イベントで大幅な組織改革が行われたのがSKE48だ。同グループのフラッグシップチームであるチームSのキャプテンにSNH48と兼任する宮澤佐江。もともとSKE48の各チームのキャプテンであった中西優香、高柳明音、松井玲奈は無役となった。さらに、同グループの次世代エースと言われていた木崎ゆりあはAKB48へ完全移籍。逆にAKB48から岩田華怜、山内鈴蘭、高島祐利奈、佐藤すみれが、HKT48からは谷真理佳が完全移籍となった。彼女たちの加入で今までのSKE48のカラーは大きく変わる可能性もある。
一方で他のチームと比べ、驚くほど変化がなかったのが、HKT48のチームHだ。HKT48支配人の指原莉乃も所属する同チームは、キャプテンは穴井千尋のまま。チームHから他グループと兼任するメンバーはいるものの、他グループから兼任、移籍で加入するメンバーはなし。このメンバーであるならば、チームHのカラーが少しでも変化することはなさそうだ。なぜ、チームHは、今回の大組閣で“聖域”となったのか、不明だ。
大きな変化を遂げたSKE48の各グループ、まったくといっていいほど変化がなかったHKT48のチームH。どっちのグループが成長を見せるのかで、今回の大組閣が成功か失敗かが決まるのかもしれない。