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模型ホビーショーでも注目は『妖怪ウォッチ』

 26〜28日の3日間にわたり東京ビッグサイトに「第54回全日本模型ホビーショー」が行われた(26日はビジネスデー)。

 今回はこれまでイベントが行われていた、幕張メッセから、東京ビックサイトに会場を移し開催。去年不参加だったタミヤ、東京マルイなどが再び同イベントに参加し、国内の模型・トイガン・ラジコンメーカーが一堂に会すイベントとなった。

 模型業界では、去年から続く艦これ(艦隊これくしょん)ブームが依然衰えをみせず、新規の映画公開を控えているガルパン(ガールズ&パンツァー)の話題性も強い影響力をもっており、ミリタリー系のプラモデルを前面に押し出すメーカーが数多くみられた。

 他にも今年1月のアニメ放送と同時に『妖怪ウォッチ』も子供中心に大きなブームを起こしており、同作のプラモデルを展開しているバンダイでは、同作品関連の新商品を多数発表。これらのプラモデルは作り易さも重視されており、子供でも塗装をせずに原作キャラに近い雰囲気を再現することが可能になっていることで、バンダイの担当者は、「妖怪ウォッチのおかげで子供のプラモデルユーザーというのが増えています」とコメントしていた。さらに、最近のプラモデルを作る子供が減少していることに触れ、「このまま順調に妖怪ウォッチをきっかけに、プラモデルを作るお子様が増えていってくれればと思います」と希望を語った。

 新展開としては、角川ゲームスとグリー(GREE)が共同で開発を進めている『城姫クエスト』のコラボキットが、早くも日本の城のプラモデルを販売している童友社から登場。同社の担当者はコラボの経緯を、「角川さんの方からオファーがありまして、現在アニメイトなどのアニメショップにも一部商品を置いています」と話してくれた。まだゲームの方はベータテストの段階だが、すでに多数の登録ユーザーを抱えているということから艦これのようなブームになる可能性もあり、現在の既存のキットとのコラボではなく、新商品の展開も期待されるが、そのことについては、「どこまで商品展開を広げていくかは考え中です」と答えた。

 タミヤでは小学館の新しいコミック雑誌「コロコロアニキ」で、かつて90年代にミニ四駆ブームを巻き起こした『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のスピンオフ作品が連載されるということで、レッツ&ゴー関連のリニューアル商品を展示。各メーカーでガルパン、艦これに続くブーム作るために、活発な商品展開が見られた。(斎藤雅道)

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