「『あたし、おかあさんだから』ってガマンしてることある人、コメントしてください」という募集文とともに集められたエピソードをもとに作詞されたという、『あたし、おかあさんだから』。のぶみ氏は「絶対号泣間違いなし!」という文面とともに発表したものの、「おかあさんだから」、“大好きなおかずをあげる”“テレビも子供がみたいもの”など、母親に自己犠牲を強いる歌詞が多く散りばめられているとして、批判の声が多く集まっていた。
炎上後、のぶみ氏は自身のフェイスブックで謝罪文を掲載し、「まさかこんなことになると思わなかった。不快にさせたのは、完全に僕のミスです」「もう一度おかあさんに聞いて書き直したい気持ちでいっぱいです!」とつづったものの、火に油を注ぐ結果となり、批判が止むことはなかった。
そんなのぶみ氏だが、8日深夜に自身のフェイスブックを更新し、充電期間として「今日から半年絵本作家のぶみは、今年9/1までSNSおやすみします」と宣言。理由として「その分、今年でる絵本や本にエネルギーを込めたいからです」「あと、どうやら、先輩のやなせたかしさんがそうして欲しいそうですので」とつづった。今後は告知も最小限にするとのことで、「9月にさらにパワーアップしてお会いできることを楽しみに。今まで応援してくれた皆様ホントにありがとうございました!」とファンにお礼も述べた。
先月の炎上が原因であるとは述べられていないものの、理由のひとつとなったことは間違いない。しかし、ネットからの反応は依然冷ややかで、この報告に対しても「そもそもSNSをしないほうがいい」「作家がSNSをすることに何のメリットがあるの?創作活動に集中した方が良い」「やなせたかし先生の名前を自分の都合で使わないで」といったさまざまな批判が集まっている。
子育てや生活のあり方が多様化している時代の真逆を行く歌詞で炎上したものの、謝罪後にも「苦しいし不安」「人生で一番ツライ時期」などとツイッターに投稿し、何が悪かったか理解していないかのような態度を見せていたのぶみ氏。今でも批判の声が書き込まれ続けているSNSを休止するのは妥当な選択であることは間違いない。
記事内の引用について
のぶみの公式ツイッターより https://twitter.com/nobumi2010
のぶみの公式フェイスブックよりhttps://www.facebook.com/nobumi.ehonnsaxtuka