明石家さんまは「『これから鬼の成敗についてくるなら(きびだんごを)あげましょう』っていうのがイヤやねん」と食べ物で動物を釣ろうとするのに違和感を感じることから、桃太郎の話を嫌っていると明かした。
この話に小倉は「分かります」と同意。「日本の昔話はそういうことが多い。桃太郎も鬼ヶ島に行くじゃないですか?鬼退治じゃなくて(戦わずに)話し合ってほしんですよ。『悪いことはしちゃいけない』『君はどうしたいんだ?』と…。カチカチ山とかもヒドイじゃないですか?どう(子供に説明)すればいいのか分からない」と不満げ。悪に対し、暴力でこらしめる話が日本昔話には多く、子どもに聞かせることに抵抗を感じるのだという。
ただ、FUJIWARA・藤本敏史は「そこは考えなくていい。(暴力で罰するのは)大人の意見でしょ」と子どもに読み聞かせする物語ひとつで、悪をこらしめる方法まで考える必要はないとキッパリ否定する。だが小倉は「でも、成敗はしないでほしい。いくら相手が悪いことしたからって、『自分も同じように悪いことしてもいいか』っていうのは(違う)」と「悪」を「悪」で正すことを終始、疑問視していた。
小倉の持論にネットでは「小倉優子がお母さんだったらなあ」「今回で小倉優子のことが好きになった」「これまではアホな人だと思ってたけど、今回の話で見直した」と称賛する声が多く寄せられている。
一方で「小倉の考えはヌルすぎる」「気持ちは分からなくはないけど、昔話の残酷さは必要なもの」「子どものうちはまず(悪をこらしめて善を勧める)勧善懲悪を学ばせるべき」と小倉の考えに否定的な意見も少なくなかった。
親としての発言一つひとつに称賛も批判も多く集まるからこそ、小倉はママタレントとして盤石な地位を確保しているのかもしれない。