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水と油『オタクとサブカルの交差点』は『エヴァ』と『エウレカ』?

 「オタク」と「サブカル」。漫画やアニメ、音楽などのサブカルチャーを分類するときに使われることが多い言葉だ。

 定義は難しいが、前者は雑誌で言えば『ニュータイプ』『アニメージュ』、後者は『スタジオボイス』『クイックジャパン』といったところだろうか。とにかく水と油のような関係であることは間違いない。

 ところで、そんなオタクとサブカルの両方に好かれている作品と言えば何だろうか、

◆「社会現象」にまでなった『エヴァ』は例外?

 前述のサブカル雑誌『スタジオボイス』が、『新世紀エヴァンゲリオン』の特集号を発行したことがある。表紙は主人公の碇シンジで、雑誌には珍しく重版もされたと言う。

 『スタジオボイス』は昨年休刊となったが、普段はオシャレな音楽、映画、アートなどを取りあげていた雑誌で、当時は『エヴァ』のようなオタク向けロボットアニメが表紙に使われることなど考えられなかった。それほど『エヴァ』の人気は凄まじかったのだ。

 ただしエヴァはそれ以上に、アニメを普段観ない「一般人」からも圧倒的な支持を受けている。それは「社会現象」とでも呼べるほどだったから、特にサブカルに受けた、ということは言えないかも知れない。

◆さりげなくサブカルをちりばめた『エウレカセブン』がヒット

 『エヴァ』ほどの人気にはならなかったものの、オタクだけでなくサブカル層にも受けたアニメがある。2005年に放送されたSFロボットアニメ、『交響詩篇エウレカセブン』だ。

 この作品には90年代アメリカの伝説的なバンド・NIRVANAや、イギリスのニューウェーブバンド、NEW ORDERの名曲『BLUE MONDAY』といった、様々なサブカルアイテムへのオマージュが各所にちりばめられている。

 極め付けが、クライマックスで日本のテクノバンド・電気グルーヴの『虹』が流れる場面だ。その絶妙な選曲と、映像と音楽のシンクロは、オシャレな音楽好きなサブカルに圧倒的な感動を与えたという。(小山内)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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