発表会のトークイベントは、「原宿といえば竹下通り」という多田の言葉で始まった。多田は、竹下通りにAKB48のショップができることについて「アイドルという感じがするので、すごく嬉しいです」と喜びを語った。岩佐は、店内が「学校っぽくて、かわいいと思いました。みんなが落書きをした黒板もあり、放課後みたい」と笑う。オープニングスタッフのユニフォーム姿に触発された3人から、「着てみたいです、この制服」「かわいい」「一日店員とか、やってみたい」の声も。
また、店内に並べられる中から3人がイチオシのグッズを持ち寄り、特徴を紹介した。バウムクーヘンをイチオシする多田は、「プライベートでもコンビニに行くなどして、バウムクーヘンをわざわざ買ったりする」とのこと。「AKBのバウムクーヘンもすごくおいしいので、ファンの皆さんや、お腹が空いた学生の皆さんに食べていただけたら嬉しいと思います」と笑顔で語った。前田は、イチゴ味のロールケーキを持参。「かわいくて、色合いが好き」という。岩佐が持ち寄った「くるくるストラップ」は、花の個所が回転し、チームA、K、Bの3種類が揃っている。
発表会の最後には、店内に設置される黒板に、3人が仕上げの落書きをした。他のメンバーは先週末に行われた西武ドームでのコンサート終了後に落書きを済ませており、前田はチャームポイントのまゆ毛をギャグにした似顔絵を描いて披露した。
「AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKU」(東京都渋谷区)は、30日(土)に、若者や外国人らでにぎわうJR原宿駅そばの竹下通りにグランドオープンする。携帯ストラップや鉛筆など150種類以上のAKB48オリジナルグッズを販売し、オリジナルロールケーキなどのお菓子も充実。教室をイメージした店内では、AKB48のメンバー直筆の落書きがある黒板が設置され、店内の48個所には、メンバーからのメッセージが隠されているという。また、同店は、30日のグランドオープンに先駆け、27日と28日に480名を迎えてプレオープンを実施。30日以降は、安全面などを考慮し、当面完全予約の入れ替え制となる。(竹内みちまろ)