★全身がバネの塊、大物感漂うコズミックフォースが一気呵成に重賞制覇★
◎5コズミックフォース
○1イェッツト
▲10デルタバローズ
△11ライトカラカゼ、15ジェネラーレウーノ
勝負事はツイてる人に乗るのが鉄則。ここでは、国枝厩舎。開幕週はシンザン記念(アーモンドアイ)を含めて3勝の固め打ち。順風満帆のスタートを切った。そして、2週連続重賞制覇の期待を背負うコズミックフォースは、牡馬のクラシックを狙う逸材。キャリアは2戦と浅いが、スケールは大きい。その片鱗を示したのが前走の未勝利勝ち。道中は好位5番手で折り合いに専念。直線を向くと、最内の窮屈なコースを通って一気に突き抜けた内容は着差以上の強さを印象付けている。ゴーサインを出して瞬時に反応したバネの良さと、勝負根性は非凡。勝ちタイムも新馬戦(3着)から2秒1短縮。ここからも器の大きさが見て取れる。センスの良さが備わっており、小回りの中山コースに替わるのも心配無用。
中山9R「初春S」ダ1200㍍
★遅れてきた大物、レレマーマの勢いは止まらない。2連勝の公算が大★
◎レレマーマ
○プレシャスエース
▲アディラート
△サザンボルケーノ、リンガスウーノ
ここも国枝厩舎のレレマーマが勝つ。昇級戦のハンデは抱えているが、潜在能力の高さはそれを補って余りある。もともと、無事に使われてきていたら、今頃はオープン入りしていても不思議のない実力の持ち主なのだ。前走の勝ち内容を見れば、それが過言ではないことが分かる。番手から抜け出すと、2着馬を3馬身1/2突き放す次元の違う強さを見せつけている。明けて6歳になったが、キャリアは<3214>と、3歳馬並み。前途は洋々としており、ここはあくまで通過点。ちなみに、国枝厩舎は10R「ニューイヤーS」のダノンプラチナもチャンスは大きい。
京都11R「日経新春杯」芝2400㍍
★充実期を迎えた、モンドインテロが悲願の初重賞制覇を達成する★
◎3モンドインテロ
○8ミッキーロケット
▲2ロードヴァンドール
△7パフォーマプロミス、10ソールインパクト
関東馬ながら京都2400㍍は3戦2勝、3着1回と、メンバー屈指の実績を誇るモンドインテロが昨年3着のリベンジを果たす。その昨年はミッキーロケットの前に後塵を拝しているが、その時のハンデ55㌔対56.5㌔が、今回は57.5㌔対57㌔と逆転しているのも強調材料。臨戦過程も申し分ない。昨年は1か月間の間に6100㍍(2戦)を走破、体力を消耗していたが、今回は無理のないローテーションを組み万全と言える態勢が整っている。大いに期待したい。