長距離適性十分の血統背景に加え、デビュー当初から担当助手が「この馬はホンマ、バテることを知らん」と言っていたほどのスタミナホース。前走の3000メートル・万葉Sはマラソンレースの常連相手に0秒2差3着と勝ちに等しい内容だった。同レースの勝ち馬トウカイトリックとの斤量差が当時は3キロだったのに対し、今回はハンデ戦ということもあり3.5キロに広がったのも大きい。折り合いに注文がつかないだけに、2Fの距離延長もプラス材料だろう。
【馬単】(9)=(3) (9)=(7) (9)(1) (9)(10) (9)(13) (9)(16)
【3連単】2頭軸マルチ(9)(3)軸(7)(1)(10)(13)(16)
<きさらぎ賞(京都11R)=◎ネオヴァンドーム>
今年は昨年の勝ち馬リーチザクラウンのような突出した能力を持つ馬がいない。さらに、前を引っ張る馬も見当たらない。ならば、好位で自在に立ち回れるタイプを狙うのがセオリーだろう。藤原英厩舎が管理する3歳馬の質量からして、「この馬でクラシック」とは到底考えていないだろうが、この時期の3歳馬にしてはいい意味でまとまっている。相手なりに走れるタイプでもあり、GIIIでパンチ不足ということはない。
【馬単】(2)=(7) (2)=(3) (2)(4) (2)(10) (2)(11)
【3連単】2頭軸マルチ(2)(7)軸(3)(4)(10)(11)