中間は目立った時計(1日=坂路800m56秒0)こそ出ていないが、「なかなかパワフルな走りをするのでダートも問題ない。距離もまだ延びて大丈夫」(阿部師)という父譲りのオールマイティーさが最大の魅力だ。
鞍上にはアイルランドから帰国した松岡騎手を確保。「松岡君も気合が入っているんじゃないか。先週に古馬とビッシリ併せているし、いい感じできている。大丈夫でしょう」と確勝を期す。
7日目(土)の芝1400m戦は、陣営が「いかにも新馬向き」(矢崎助手)と評するチョコクランチ(牝、父スペシャルウィーク、母ホッカイカレン=田中清厩舎)が有望株。
「小さい馬なので仕上がりはいい。父はスペシャルだが、母父がサクラバクシンオーなので短い距離は合う。ひとつは普通に勝てると思うよ」と鼻息が荒い。鞍上に蛯名騎手を配し、万全の態勢で臨む。