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セントライト記念(JpnII、中山芝2200メートル、21日) 本紙・橋本 春とは一変したフサイチアソート◎

 有力馬は五指に余るが、狙って面白いのは、2連勝で東スポ杯2歳Sをぶっこ抜いたフサイチアソートだ。
 春は精神的な弱さが原因で弥生賞12着、皐月賞8着、目黒記念10着と、ことごとく惨敗を喫しているが、夏を境に心身とも大きく成長。見切り発車の状態で歴戦の古馬相手に0秒6差5着と見せ場をつくった新潟記念がその証し。直線で窮屈になる場面がなければ、間違いなく上位争いに持ち込む勢いだった。

 外回りの2200メートルならじっくり構えて乗れるだけに、右回りでも不安はない。差し切りが決まる。
 実績からマイネルチャールズが相手の筆頭だが、素質馬のクリスタルウイングも要注意だ。

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