第7話は、開店から1年が経った「ロワン・ディシー」に、「火曜の君」と呼ばれる常連客・香宮(相武紗季)がやって来る。従業員たちが香宮に夢中になる中、シェフの小澤(段田安則)は、香宮のために初夏のアナゴを使った新メニューを開発しようとするも、行き詰ってしまう。そんな中、行き詰りを打破するために外でまかないを食べようとしたところ、意外な姿の香宮と遭遇してしまい――というストーリーになっていた。
「相変わらずの生首演出や、登場人物たちのキャラクターのアクの強さなどで評価が低い本作。ギャグが多いコメディ作ですが、『演出が滑っている』として批判を浴びることも少なくありません。主演の石原さとみを始め、脇を飾る福士蒼汰、志尊淳など人気のある俳優が多く出演していますが、豪華キャストを生かし切れていないこともあり、『もったいない』『なんでこんなにつまらなくできるんだろう』といった残念がる声が聞かれています」(ドラマライター)
そんな中、唯一といっていいほど毎話評価を集めているポイントがあるという。
「視聴者から毎回評判を集めているのは、石原演じる仮名子のファッションです。毎回、派手なアクセサリーと小物を身に着けている仮名子ですが、傲慢な仮名子の性格とよく合致しており、キャラクターを引き立てています。現在、ネット上には、石原が身に着けていた衣装やアクセサリーを紹介するブログなどが多数出てきており、放送の翌日にはアイテムが売り切れになることも。ファッションに注目するためだけに本作を見ているという視聴者もいるようで、『石原さとみの衣装と食べる姿を見るだけのドラマ』『ド派手な石原さとみが見たいがためにこのドラマ見てる』といった声も多く聞かれています」(同)
もはや社会現象になりつつある仮名子のファッション。今後も石原の衣装に期待が高まる。