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野性爆弾くっきー、雨上がり、劇団ひとり…意外と多い“長い下積み”を経験した芸人

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野性爆弾・くっきー

 『水曜日のダウンタウン』や『クイズ☆正解は一年後』などで演出を手掛けるTBSの藤井健太郎氏が16日、自身のTwitterにて、ハリウッドザコシショウのインタビュー記事を引用し「ザコシさんも(野性爆弾)くっきーさんも(レイザーラモン)RGさんも、約10年前のほぼデビュー作『キリウリ』に出ていただいてました。面白い人が曲げずにやり続けて、ちゃんと売れるお笑いの世界は素敵だと改めて思います。」とつぶやいていた。

 昔からどれだけ売れていなくても「面白い芸人は必ず世に出る」と言われてきたが、前出の3人も紆余曲折あったものの、今では売れっ子の芸人となっている。ザコシショウは、コンビで活動していたG★MENS時代と変わらないハイテンション芸を貫き『R-1ぐらんぷり』優勝、くっきーは野性爆弾として、他に類を見ないコントをやり続けたし、RGは相方のHGのブレークをきっかけにRGに改名。それまでの地味だった雰囲気から“市川AB蔵”や“シルバーウルフ”などに扮したり、歌にのせて「あるある」を言うなど、独特なキャラを確立させていった。

 このようにブレークするまでに時間がかかった芸人は多い。雨上がり決死隊は、後輩のナインティナインらと共に『天然素材』としてユニットを結成。人気は出たがすぐに終息。不遇の時代を過ごした経験を持つ。松本人志が若手時代の宮迫博之を見て「売れる」と発言したもののチャンスがなく、自殺まで考えるほどだったという。

 そんな中、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で、彼らのメイン企画が放送。ダウンタウンの頭をはたくなど、大暴れした結果、視聴率20%を獲得し、ブレークのきっかけをつかんだ。

 「カンニング竹山(当時はコンビ)、次長課長、劇団ひとり、ペナルティなどは『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の「笑わず嫌い王決定戦」に出場してブレークしましたが、彼らも10年以上不遇の時代を過ごしていました。ネタを披露し、大爆笑をかっさらった結果、ようやく世間の人に認知されたのです」(エンタメライター)

 今でこそ、『M-1グランプリ』や『キングオブコント』などの賞レースがあるが、90年代に活動していた芸人は番組で結果を残すしか道はなかった。そんな中で、実力はあったもののコンビを解散し、お笑い界から足を洗った人もいる。芸能界に生き残るためには、実力はもちろん「辞めない才能」というのも必要なのかもしれない。

記事内の引用について
藤井健太郎Twitterより https://twitter.com/kentaro_fujii

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