10日朝の『ビビット』(TBS系)に生出演したTOKIOの国分太一は、冒頭から目に涙を浮かべながらジャニーさんとの思い出を語り、口癖でもあった「YOUやっちゃいなよ」が、舞台からテレビ、バラエティ、小説、YouTubeに至るまで各分野に幅広く進出するジャニーズタレントの原動力になっていると言及。同氏が築いた「エンターテインメントはこの後も続きます」とし、「ジャニーさんはステージ上では死んでない、亡くなってないと思う」と訴えた。
木村拓哉は、中国版Twitterの自身のWeibo(微博)を更新し、中国語で「ジャニーさん、今日までずっと懸命に走り抜きました。安らかなご冥福をお祈りします。拓哉」と思いを書いている。
さらに、すでに事務所を退所しているタレントたちも、恩師への思いを綴っている。例えば、シブがき隊の3人は揃ってコメントを発表。
本木雅弘は「14歳の終わり、『じゃあ来週からね』と、信愛のこもった笑顔で駅の改札まで見送っていただきました。帰路の電車の中でとまらなかった、あの大望に満ちた胸の高鳴りが自分の原点です」と事務所を通じて、同氏との思い出を明かしている。
布川敏和も「右も左も解らなかった デビューしたての僕らに、ステージ上での立ち振る舞い方や、歌っている最中の表情、目線の位置、事細かく指導して下さいました。いつも優しいジャニーさんは 合宿所でも、『You達、お腹空いてるんじゃない?』っと、よく スパゲティを作ってくれました。 それがとても美味しのです」と振り返った。
薬丸裕英も今朝ブログを更新。「一晩、泣き明かしました。人生の恩人の逝去…辛く悲しいです」など、悲嘆にくれる様を綴っている。
また、現在『あなたの番です』(日本テレビ系)の若手刑事・神谷将人を演じている浅香航大も、2002年〜2008年までジャニーズに所属していた1人。訃報が伝えられた後に更新したTwitterで、「ありがとうございました。」と一言だけ言及。これがジャニーさんへの感謝ではないかとファンは反応している。
すでに事務所を辞めたタレントが、かつての社長への胸中を明かすというのは、それだけ慕われた証拠だろう。ジャニーさんのご冥福をお祈りします。