同日放送の報道番組『news zero』(日本テレビ系)では、この訃報を扱い、事務所からの報告を読み上げたり、これまでのスタータレントの歌唱映像なども流していたが、その中には、ジャニーズ事務所が立ち上げた東日本大震災復興支援プロジェクト「Marching J」による募金イベント中の映像も。参加したジャニーズタレントらが『世界に一つだけの花』を歌っているという場面が放送された。当時「Marching J」には、SMAPやKAT-TUNも参加しており、番組で流れた映像には、事務所を退所した元SMAPの草なぎ剛や稲垣吾郎、元KAT-TUNの田中聖や田口淳之介の姿がモザイクなしで映し出されていた。
また、その後放送された各グループの歌唱映像紹介の中でも、SMAPが登場。稲垣吾郎のアップを始め、『世界に一つだけの花』を歌うメンバー全員の姿が映し出されていた。
この映像にジャニーズファンからは、「SMAP映った…。こんなときだからかな?感謝しかない」「SMAP映してくれてありがとう!」「『世界に一つだけの花』だけでも涙腺崩壊なのにみんな映ってくれてうれしい」という声が聞かれている。
「ジャニーズ事務所を退所したタレントについては、ジャニーズタレントの映像として使われる際、モザイクがかけられたり、不自然にカットされたりしています。SMAPに関しても解散以来、『SMAP』というグループ名の使用がタブーとなったり、SMAPの映像が使われることがあっても中居正広、木村拓哉以外が映らないように配慮されるなどしていただけに、今回の『zero』の対応には、称賛の声が集まったようです」(芸能ライター)
今回の訃報は残念なニュースとなってしまったが、それでも『news zero』の映像は、SMAPファンにとって、かつての絆を思い出させるものとなったようだ。