パリで2つ星のフランス料理店を経営していたが、ある事件をきっかけに店も仲間も失ったフランス料理の天才シェフ(木村)が、新たに3つ星レストラン「グランメゾン東京」を作るために奮闘する同作。
各メディアによると、同作は仏・パリでクランクイン。パリでは世界最高峰のレストラン「ランブロワジー」にも足を運んだという。
天才シェフという役どころの木村。作中の料理も実際に自ら手掛けているそうで、「パリで手長エビのエチレを作ったんですが、あの1シーンでの撮影で16人前作りました。あとでスタッフでおいしくいただきました」と裏話を明かしたという。
また、司会のアナウンサーから「お料理ではご自身で作ったものもあったそうなんですが…」とまさかの質問が。すると、木村は「全部作ってますよ…なんか問題ありました?」と思わず苦笑したというのだ。
「かつて、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の料理コーナー『ビストロSMAP』では、プロがある程度仕込み、仕上げのところをSMAPのメンバーたちが担当していたのは業界内の常識。司会のアナはその話が頭をよぎった可能性もあるが、キムタクのご機嫌を損ねてしまったようだ」(テレビ局関係者)
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、木村はパリロケで大ハッスル。制作側が用意した衣装にダメ出しをしたり、小道具についても監督と交渉するほどの気合の入れようで、スタッフからは「キャプテン」と呼ばれていたのだとか。
しかし、20日の初回放送は、放送開始からの時間がNHKで中継されるラグビーW杯の日本対南アフリカ戦の後半戦とモロかぶり。思わぬ苦戦を強いられそうだ。