二階堂は94年9月21日生まれ、沖縄県那覇市出身。12歳の時に掲載されたフリーペーパー「沖縄美少女図鑑」がきっかけとなり、スカウトされて芸能界デビュー。当初はファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルを務めるなど、モデルとして活動していた。
07年7月期の連続ドラマ「受験の神様」(日本テレビ/山口達也主演)で女優デビュー。09年6月に公開された映画「ガマの油」(役所広司主演)ではオーディションを勝ち抜いて、ヒロインに起用され、映画デビューを果たした。
初の主演映画となった「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」(11年4月公開)では、その演技が評価され、「第3回TAMA映画賞」最優秀新進女優賞、「第16回日本インターネット映画大賞」ニューフェイスブレイク賞、「第26回高崎映画祭」最優秀助演女優賞を受賞。
その後も、「ヒミズ」「悪の教典」「地獄でなぜ悪い」「四十九日のレシピ」「脳男」「私の男」で、「第36回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第56回ブルーリボン賞」助演女優賞、「第38回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞、「第39回エランドール賞」新人賞など、数々の賞を受賞した。
テレビドラマでも、NHK大河ドラマ「平清盛」(12年)、「軍師官兵衛」(14年)などに出演。現在は、「問題のあるレストラン」(真木よう子主演/フジテレビ)で、東大出身で主人公の田中たま子(真木)が経営するレストラン「ビストロ フー」のゼネラルプロデューサーを自称する新田結実役を演じている。
タレントウォッチャーのA氏によると、「この若さで群を抜く演技力を誇る二階堂が、近い将来、映画界を背負っていくのは間違いないでしょう。あまり、ルックスは評価されていないようですが、どこかエキゾチックで、笑った時の口元はたまらなくセクシーです」と語る。
昨年は実に4本の映画に出演した二階堂。4月には、早くも今年2本目となる「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」が公開される予定で、さらなる活躍が期待される。
(坂本太郎)