録音された声だけの出演となった校長は、萩本欽一。司会の今田耕治は教頭。千原ジュニア(千原兄弟)や宮迫、土田晃之や劇団ひとり、タカアンドトシやビビる大木など、バラエティ番組で司会をしている芸人は、ひな壇に座って生徒。こんな豪華な2時間特番が、土曜の昼に放映された。ルールは、史実に基づいたVTRを見て、正解を出さず、爆笑させなければいけないというもの。しかし、困難すぎる設問のオンパレードに、宮迫は、本人がいないことをいいことに、7回も「萩本」と呼び捨てに。しかし、収録のすべてを欽ちゃんは、別室モニターで鑑賞。ラストでネタばらしをされると、顔面蒼白の宮迫は、「ジャパニーズ土下座をさせてもらっていいですか?」とポツリ。収録後、欽ちゃんに謝りに行った。
●第2位「劇場(の出番)前の9時半からラブホテル行ったというだけ」(ピース・綾部祐二/テレビ東京系『ニッポン元気計画!眠れるスター目覚ましバラエティ“ハックツベリー”』5月10日)
世に出ていない物や人を発掘する、テレ東の深夜番組。オープニングで、司会のフットボールアワー・後藤輝基はゲストの綾部に、「ヘッドマッサージの女性とどうなった?」、「SMの女王様にホテルに来てもらって、気づいたら、ホテルの鍵の棒が尻の穴に入ってたっていうのは?」など、暴露ざんまい。さらに、“好きな方言の地域は?”というフリップトークになると、「京都の祇園花月に行く前、かならず会う女性がいるとか」と再び後藤。つるし上げられた綾部は、「劇場(の出番)前の9時半からラブホテル行ったというだけ」と白旗を掲げた。
●第3位「ガチでふられたんだけど」(ニッチェ・近藤くみこ/TBS系『内村とザワつく夜』5月13日)
都内にある婚活シェアハウスに、小デブの女芸人、近藤がガチで1週間潜入。31歳・彼氏いない歴5年の近藤は恋をし、交際に漕ぎつけるかを追ったドキュメンタリーだ。スタートから、アメリカ人と韓国人のヨンさんと同時に距離を詰めていった近藤。しかし、アメリカ人は過去にトラブルがあったことを、元住居人から聞かされると、ヨンさんに一途に。退居前夜、告白した。だが、フラれてしまい、近藤は「ツラすぎる」と枕に顔を埋めて、「ガチでふられたんだけど」とガックリ。ところが、その1週間後、ふたりを含むシェアハウスのメンバーが数人で再会。近藤は彼と肩を組み、ラブラブカップルさながらの雰囲気を出していた。ガチで、彼氏ができたのか!?(伊藤由華)