現在、多くの報道では、SMAPの出場はゲスト扱いとしても可能性が非常に低いというのが大多数の意見ではあるが、制作側としては、いまだにその夢を諦めきれないという。国民的グループであるSMAPの最後の歌唱は多くの国民が期待するところであり、それを何とか実現させたいという思いが強いようだ。そんな中、どうやらキーマンは同事務所所属のKinKi Kidsだとの声が飛び出している。
あまり所属事務所の他のタレントと接点を持たないSMAPであるが、KinKi Kidsだけは特別な存在である。長らくSMAPのバックダンサーとして活動した堂本剛、堂本光一は非常にSMAPメンバーを尊敬しているという。ちなみに、1992年のNHK紅白歌合戦でKinKi Kidsは、SMAPのバックダンサーを担当している。この際には、KinKi Kidsではなく、「KANZAI BOYA」と紹介されていた。
正式にKinKi Kidsのグループ名が決まったのは1993年。これもSMAPの冠番組『キスした? SMAP』でのこと。発表したのは中居正広であった。KinKi Kidsの歴史を振り返れば、SMAPは非常に重要なグループ。SMAPから見ても、気に掛けるかわいい弟分のグループになる。
そんなKinKi Kidsが今回の紅白では、はじめての出場となった。SMAPの出場がなくなったことによる事務所枠の補てんとも見られているが、KinKi Kidsにとっては念願叶っての出場。ぜひ、「兄さんグループのSMAPとともに」との思いは強い。
「実は今、もっともSMAPの紅白出演に向けて動いているのは堂本剛とも言われている。情熱を持って説得にあたっているため、彼に期待する関係者は多い」(業界関係者)
果たして、SMAPの出演はあるのか、注目したい。