特に今回の解散騒動で、すっかり“裏切りモノ”のイメージがついてしまったキムタクこと木村拓哉は、今後の活動が非常に難しい。解散によって、もっとも被害を受けるのは、芸能界引退を考える香取慎吾でもなく、事務所からの離脱を本気で考えている中居正広でもなくキムタクではないかと言われている。そもそも、キムタクは、これまで、テレビドラマ「若者のすべて」「人生は上々だ」「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「HERO」などで高視聴率を記録。ただ、その勢いはすでにないのが現状だ。テレビでのドラマ自体の衰退もあるが、いわゆる“キムタク演技”が視聴者に飽きられている。
しかし、今回の騒動で、最後まで事務所に忠実であったのがキムタクだと言われている。所属事務所としても彼をこのまま腐らせてしまうほどオニではない。そこで何とか、彼のイメージを回復させようと、躍起になっているようだ。
「まずは、これまで他のメンバーに比べると明らかに少なかったバラエティ番組の出演、それ以外でも情報番組のコメンテーターなど、今まで孤高のイメージがあった彼の根本を変えようと考えているようだ。すでに各局、各番組に猛烈に売り込みをしている」(テレビ局関係者)
ただ、やはり現状は厳しい。キムタク本人がどこまで俳優業以外の仕事に真剣に挑んでくれるかも不透明な状況なため、各局も二の足を踏んでいるとの情報もある。
また、今回、キムタクにとってさらに不幸なのが妻である工藤静香とセットで嫌われモノになってしまったこと。真相は不明だが、キムタクを裏で操っていたのは静香だったなんて報道もあった。これは離婚でもしない限り、払しょくするのは難しい。個人のイメージだけでなく夫婦のイメージも最悪であるため、夫婦そろってのテレビ共演など、これまでなかった演出も企画されたようだが、実現は難しいようだ。
果たして、今後、キムタクはどんな芸能生活をおくることになるのだろうか…。